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サーチコイル型金属探知機の動かし方
サーチコイルを地上と平行に
まず、サーチコイルを地上と平行になるように維持して下さい。
平行でないと
・動かしたときに地上にぶつかりやすくなる
・均等に磁気が地上に行きわたらず、探知にムラが出る
ことになり、探知がしにくくなります。
地上とサーチコイルの間隔
金属探知機が金属物を探知する基本的な原理として、金属物があれば、磁気がゆがみ、そのゆがみをコンピューターが計算した上で探知を判断することが挙げられます。
したがって、地上とサーチコイルの間隔は、適正に開ける必要があります。
そして、その間隔は
2~3cm
ということになります。地面にサーチコイルを付着させたまま、または、かなり間隔を開けすぎると正常な金属の探知ができないということになります。
金属探知機の構え
そこで、サーチコイルと地上の間隔と位置が適切に撮ることができなければ、ステム(コントロールボックスとサーチコイルを接続している長い棒)の長さを調節して下さい。
サーチコイルの動かし方
サーチコイルを動かすにしても、その速度により正常に探知がしない場合があります。
確かに、早すぎず、遅すぎずということはわかっていても、目安は必要です。
サーチコイル型の金属探知機は、おおむね
・秒速:1m
・振れ幅:左右50cmずつ
が目安となります。
柱時計の振り子が左右に動いていることをイメージして(なかなか柱時計は今なさそうですが...)、静止した状態の位置から左へゆっくり動かし、また戻り、右へゆっくり動かしてみてください。
反応音が聞こえれば
この反応音が聞こえれば、サーチコイルを左右だけでなく、次に鳴った場所で前後に動かしてみて下さい。前後左右、十字にサーチコイルを動かしたその交点の位置に金属が存在していることになります。
そして、その位置をスコップなどで土を掘ったり、落ち葉が重なっていれば落ち葉を取り除くということになります。金属物が確認されれば、それに反応しています。
確認できなくても反応している場合は、反応音が鳴らなくなるまで、その動作を繰り返してください。鳴らなくなれば、脇によけた状態の土などを探してください。そこに埋もれている可能性があります。
ギャレットジャパンの金属探知機
ギャレットジャパンがお取り扱いしている金属探知機でも、このような基本を踏まえた上で金属の探知をすれば、極力探知にかかる負担を抑えることができます。また、より金属の探知を効果的に進めることができる様々な機能が追加されています。