金属探知機、アルコール検知器、その他セキュリティー器具の販売、レンタルや調査などの業務を行った時に感じたことを、不定期ですが、思いつくままにアップさせていただくコーナーです。
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先日、指輪を探してほしいというご依頼を賜り、2日後の休日に私たちの本社の所在地である大阪府の公園に直行しました。
草むらの中を金属探知機で探知していましたが、当初は反応はしているもののやや深い場所にある様な微妙な探知音しかしませんでした。
この場合、その音はとぎれとぎれで、音量も弱いです。
ただ、土にめり込んでいる場合もあるので掘らざるを得ません。
しかし、検知されたものは、事実、プルタブや銀紙でした。
そこより少し離れた場所を検知してみると、これまでとは違う探知音が...。
その探知音は、浅い場所にあるような、音量も大きくクリアなものでした。
「これは指輪かも」
そう思いながら草を少しかき分けてみるとリングらしきものが...。
拾い上げてみると、指輪でしたので立ち会われていらっしゃったお客様に確認したところ、
「そうです。」
というお返事が返ってきました。
私たちもお役に立つことができて何よりです。
その指輪探し、何度か実施してみると、見つかるにはある程度以下の条件がありそうです。
1.落とされた場所が明確
10m四方が目安になります。明確でなくても、動かれたルートをできる限り思い出すと探しやすくなるでしょう。
2.周辺にコンクリートなど金属が含まれている構造物がない公園、草むらや海岸
当然ですが、他の金属物が少ないに越したことはありません。
街中、マンションなどの周辺で探知される場合、骨組みなどの金属物があるコンクリートやグレーチングに反応したり、時間が経てば雨により側溝に流れてしまう場合があります。
3.なくしてから早期に探す
できれば2~3日以内です。光り物が好きな動物も中にはおり、時間の経過とともにその動物が持っていく場合があります。
念のため申し上げますと、数週間後、半年後でも特に土中や草むらに埋もれている場合は見つかることはございます。
地理的、時間的な要件としては当然といえば当然なのですが、ご参考になれば幸いです。
2024年07月03日 18:00