<不定期日記>続・ゲート型金属探知機の検知前に金属物を置くトレイ
------------------------------------------
一度導入した備品は長く使用したいものです。トレイも例外ではありません。
しかし、トレイは度重なる使用により、ヒビ割れする箇所が出てきます。
「捨てて交換すれば?」
これらのトレイは、先日紹介したメッセージを貼り付けているため、捨てる場合は分別する必要があます。
さらに、色によってはすでに生産されていない欠品もあり、10枚1セットで構成してる以上、なかなか捨てるわけにもいかないものです。
「補修して繰り返し使用すればいいのでは?」
一口に言うのは簡単ですが、結構手間はかかるものです。
問題点として、
●接着剤の選定
このトレイの素材であるポリプロピレンは、
1.濡れにくい
2.水分をはじく
などの理由で、適合する接着剤がなかなか見つかりません。
●接着部分のもろさ
ヒビ割れている箇所にようやく見つけた接着剤を塗付し、貼り付けても接着面が小さい為、乾燥後でもその部分に少し負荷がかかると、すぐに接着部分が外れてしまいます。
があがります。
解決方法として
1.プラ板を購入
2.1cmx2cmの板状に2枚切り取る
3.瞬間接着剤よりも粘りのある接着剤を選定
4.ヒビ割れしている部分の両面に接着剤を塗布
5.貼り付けて乾燥
その結果、その部分がようやく外れなくなりました。
考えた通り(それ以上)の仕上がりになると、またお客様に財布や携帯電話などの金属物をお出ししていただきたくなります。
私たちはどんな備品も大事にすることが大切だと考えています。
重ね重ねでございますが、ギャレットジャパンでは、ゲート型金属探知機をレンタルをご希望の際にはそのトレイを1台ごとに10枚お付けいたしております。
ご入場される皆様にも、この写真の注意書きがあれば、私たちギャレットジャパンが関わっていることを思い出して下されば幸いです。
2024年06月14日 23:00