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サーチコイル型金属探知機の機能-ピンポイント
そして、十字に交差させれば、大体の金属物が存在する箇所がわかります。
しかし、ピンポイント機能が搭載されている機種で探知を行うと、さらに細かく金属物が存在する場所を確認することができます。
通常のモードとは違い、探知音に強弱が発生するため、最もはっきりとした音になれば、その直下に金属物が存在していることになり、より効率の良い探知を行うことができます。
操作方法
通常の探知モードで反応音が出て金属物を探知したとき、〇の中に十字があしらわれたボタンを押し続けると、ピンポイントモードになります。
そのボタンを押し続けたまま、通常の探知モードの通り、金属物が隠されている部分を中心にサーチコイルを十字に動かしてみます。
最初は少し大きめに十字に動かし、探知音が強くなる位置を確認すれば、よりその十字の動きを狭めてください。
ターゲットがサーチコイルの中央部分の直下にあれば、探知音が最も大きく、長く鳴ります。
探知位置は、サーチコイルの中心部分にあるステム(棒)との接合部分のすぐ前の部分の真下に金属物が存在することになります。(画像の赤丸部分参照)
液晶画面表示がある機種では
中心に「PP」と表示されます。(GI2500以外)
また、LCDのドット(画像の赤い囲み部分)は、最も強く検知した状態なのかの特定にも役立ちます。
正確に特定すると、ドットの数は信号強度を示します。
最大数のドット(左から右に増加)が表示されている場合、サーチコイルの中心は金属物の真上にあります。
ピンポイントモードを使用する場合の注意点
ピンポイントモードは、より明確に金属物の位置を確認することができる反面、探知機能がより繊細になります。したがって、以下の注意点を踏まえて、このモードを使用することをお勧めします。
- 地面から一定の高さ(1~2cm)にサーチコイルを維持し続けてください。
- 他のミネラル成分をできるだけ探知しないような設定を行ってください。(例:地表調節機能)
- コインなどテスト用の金属物を使い、正確に検知する練習をすることをお勧めします。