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サーチコイル型金属探知機の機能-ターゲットID
そして検知音とともに表示されるターゲットIDの数値は、検知された金属物の種類に関係します。
このページでは、より金属物を確認しやすくする一助となる様に、ターゲットIDの詳細を紹介します。
どのようにして数値が表示されるか
このターゲットIDの数値は、ギャレットの金属探知機独自のものです。
いうまでもなく金属には、磁石につくつかないや、電気を通しやすい通しにくい等、様々な特性がございます。
その特性を生かした上で、検知した金属物に存在する導電率などを探知機内部のプロセッサーで計算し、相対的に数値化したものです。
そして、この数値に基づき、金属物の選別や金属物の目安表示を行います。
液晶画面上でのドット
写真は、AT PRO インターナショナルの液晶画面です。上部に10刻みの目盛りがあります。ちょうど40~50の間の真下に1点のドットがあります。
このドットの位置はターゲットIDの数値と同一になっています。
そして、探知した金属物とそこに表示されるドットを見比べ、その部分の金属物を検知するかしないかを設定することができます。
この機能を使うことにより、目的とする金属物の検知を絞り込み、探しやすくすることができる可能性があります。
数値に対応する金属物
上記の表が目安となります。0~40までは通常鉄なので、それに基づき鉄が検知されれば異なるアラームを出力させたり、この範囲を検知しないという設定ができる機種や、異なる検知音が出力される機種があります。
この数値は、金属の大きさと土中のミネラル成分により大きく変動するので、その数値をそのまま鵜呑みにせず金属物の探知をしてください。
AT PRO インターナショナルにおける金属物と数値の相関関係
深さ約1cmの穴が開くように土を掘り、その中に以下の材質の金属物を埋め、AT PRO インターナショナルで探知させたときにそれぞれ表示される数値を以下の通り、動画にて公開しております。ご参考いただければ幸いです。