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サーチコイル型金属探知機の機能-オールメタルモード
オールメタルモードの長所
オールメタルモードは、ギャレットのサーチコイル型金属探知機やハンディー型金属探知機の一部に搭載されています。
そして、このモードは、どのモードよりも最大かつ最高の感度によって、言い換えればどの探知モードよりも最も深い位置にある金属物を探知するために使用されます。
また、取り付けるサーチコイルの大きさが大きいほど、より深い位置の金属物を探知します。特に、GTI2500は、別売りのトレジャーハウンド・イーグルアイを、サーチコイル部分に換装することにより、GTI2500中における感度が最大となり、その結果最も深い位置の金属物を探知することが可能になります。
オールメタルモードの短所とゼロモードとの違い
オールメタルモードは、最大の感度を出力させることと引き換えに、金属物の選別を行うことができません。
また、金属質の強い場所でも、金属物として検知してしまいます。その際、探知音がかすかに聞こえるため、どこに金属物があるかわかりにくい時があります。
浅い位置を探知するハンディー型のプロポインターIIおよびプロポインターATも、上記の理由から、探知モードは、オールメタルモードのみとなります。
一方、GTI2500、ACEシリーズ、AT PROインターナショナルに搭載されているゼロモードは、感度がオールメタルモードより低い反面、探知する金属物の絞り込みを行うことができます。
オールメタルの用途と使用する探知モードの順番
金属物が大きければ大きいほど、金属物の存在する場所が浅ければ浅いほど、よりクリアな探知音を聞くことができます。以上の点から、試掘の際にこのモードを使用するのが最適です。
金属探知機を、始めにこのモードで動かしてみて、どのあたりに強い反応があるかを確認し印をつけます。そしてその周辺を選別可能な探知ーモードで材質など、詳細を確認しながら、細かく探すという順番がいいかもしれません。
AT GOLD及びAT MAXインターナショナルでは
オールメタルモードの検知音は、通常、中音の強弱のみの音です。しかしながら、AT GOLD及びAT MAXインターナショナルでは、オールメタルモード下でも、検知した金属物が鉄であるかどうかを知るために、通常と異なる検知音を発することができます。