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ゲート型 金属探知機 「パラゴン(Paragon)」
ギャレット製ゲート型金属探知機のパラゴン(Paragon)は、入場時と退場時で探知したい金属物が異なる場合において、ゲートの入口と出口で異なった探知設定を行うことができるゲート型金属探知機です。
金属を探知したときは、左右両方の側面パネルに配列されたライトを組み合わせた66か所からそれが存在している位置を知らせます。
これにより、より一層、位置の絞込みがスムーズにでき、より多くの入場者を早く検知することが可能になりました。
0.2m/秒から2.0m/秒程度までの速度でゲートを通過したとき、銃刀類等の金属物を位置や角度にかかわらず,安定して探知します。
様々な感度調節機能、4種類のカウンター(通過人数計算)機能や抜き打ちアラーム機能ももちろん盛り込まれています。
IP66の防塵防水規格があり、雨やほこりにも強いです。
そして、開口部の幅は、760mmと830mmの2種類からお選びいただけます。
カラーリングもチャコールになり、曲線が多用され、一層スタイリッシュになったパラゴンを是非お試し下さい。
入場者に通過の可否をお知らせ
いつゲートを通過すればいいのか、戸惑う入場者の方がいらっしゃるのは事実です。
パラゴンは、サイドパネルにアイコンによるサインを点灯させています。
通過していい場合は、緑色のサインが、立ち止まる場合は、赤色のサインが点灯します。
金属を探知したかが判別できるLEDと押しやすい設定ボタン
ボリューム、操作時の音階、感度調整や検知したい金属物の大まかな選別などは、立体的になり、押しやすくなったボタンで操作を行います。
また、入場者が金属物を所持していると緑、黄、赤と順番に点灯する上部のLEDはドット状になりました。
そして、アラームを発しますので、視覚と聴覚の両面から金属物の有無を確認することができます。
また、最上部の緑と赤のライトは、前面のサインと連動して点灯、消灯しますので、入場者の通過を促したり、止めたりすることができます。
ゲートの入場側、退場側で異なる感度や検知するアンビスキャン機能
入退場両方で金属物の探知をしたい場合において、持ち込み時は危険物、持ち出し時は部品などというように検知したい金属物が異なる場合がございます。
パラゴンは、通行方向に応じて2つの異なる感度を設定することができるアンビスキャン機能がございます。
この機能により、オペレーターによる度重なる設定変更によっておこるエラーを抑えたり、検知したい金属物がより限定されることになり、オペレーターのご負担が軽減されることが期待されます。
金属物の位置を知らせる66ゾーンのLEDライト
金属の反応がしたときに、どの位置に金属物があるかを、検知者側のサイドパネルにあるLEDライトが知らせてくれます。
パネルのLEDライトを上から下まで22か所、そして左パネルのみ、右パネルのみ、パネル両側を点灯させる組み合わせにより、頭からつま先、体の左側、中央、右側を66のゾーンにおいて金属物の場所を特定することができます。
双方向送受信機能
ゲート型金属探知機には、検知や入場時のカウントに必要な微弱な電磁波がゲートの横側にあるパネルから送信されています。
通常のゲート型金属探知機ではその波を送信させる機能がパネルの片面に、受信させる機能がパネルのもう片面にしか搭載されていません。そのため、金属探知機に必要な送信強度が左右で異なり、検知精度の違いが発生する場合があります。また、ゲート型金属探知機をそばに設置する場合、違う周波数に変更する必要がありました。
パラゴンは、この弱点を解消するためにギャレット社独自の双方向送受信機能を両パネルに搭載しました。
この機能により、近接する他のゲート型金属探知機による干渉を抑えたり、パネル内の対象物をより正確に識別・区別する性能を向上させています。USBディスクなどの小さな機器の検知が可能に
USBディスクやスマートウォッチなど、データーを記録ことができる機器は日々小型化しています。
また、これらを使用した不正記録や個人情報の流出が問題になりつつあります。
単方向で送受信を行う従来のゲート型金属探知機では、いくら金属物が含まれているとはいえ、これらの小型化されたデバイスや機器を検知しにくい場合がありました。
パラゴンは、前述の通り左右両方のパネルから信号が発信される双方向送受信機能が搭載されており、従来のゲート型金属探知機より識別機能が強化されました。
そして、これらの機器をはじめ、より小さな金属物にもおおむね反応させることができる様になりました。
水にもほこりにも強いゲート型金属探知機
パラゴンは、側面パネルと上部のコントロールボックスのつなぎ目部分にゴムを挟み込むなど、機器の大敵である水やほこりに対し、これらを防ぐための様々な処理が施されています。
また、様々な検証を重ねた結果、パラゴンは機器がいかに丈夫かということを証明する防水防塵規格であるIP規格であるIP65を取得いたしました。
やむを得ず屋根のない野外で設置する場合でも、パラゴンなら、テント化下の野外や室内同様、正常にセキュリティーチェックを行えることが期待されます。
IP規格について
携帯電話の探知を抑制
危険物であるナイフなどを探知するときに、入退場をされる方がスマートホンをはじめとする携帯電話をお持ちの場合、それに反応するため、セキュリティーチェックを遅らせる要因となっています。
パラゴンは、携帯電話の探知をなるべく抑え、危険物となる金属物を中心に探知する機能を補助的に設定することができます。
周辺の景観にマッチしそうなデザイン
今までのゲート型金属探知機のデザインは、どちらかと言えば四角ばっており、金属探知機然としていました。
パラゴンは、上部に曲線を多用し、また全体の色をチャコール(炭のような黒いグレー)を採用することにより、一層スマートなデザインになりました。
ビル、ラボ、緑の多い野外やスタジアムなど、どのような場所に設置しても周りの景観を損なうことなく溶け込めるでしょう。
突然の停電や断線にも
AC電源(コンセント)に接続されている機械は、停電や断線が発生すると、急に一度に電気が出入りするため、損傷する恐れがあります。
パラゴンには無停電電源装置(UPS)が内蔵されており、不慮のAC断線や停電が発生した場合でも稼働させることが可能です。
稼働している間に電源を切り、復旧後再度電源を入れていただくと、今まで通りご使用いただけるでしょう。
様々な感度調節
大まかに危険物でなさそうな金属物を、空港、イベント、刑務所など具体的な状況に応じて選別を行うことができます。
また、X線探知機と並列で設置する場合は、少し離すことによりご利用いただけます。これで入場者と手荷物の検査を一度に行えます。
また、感度そのものの調節を数字の増減によって行うこともできます。
抜き打ちアラーム機能
全く危険物がない状態だと、正常に動作しているかどうか、検知者側も不安になります。
その不安を解消するために、金属を所持していない人でも、検知音を鳴らすアラームを0から50パーセントの割合で鳴らすように設定することができます。
4種類のカウンター(通過人数計算)機能
入場者数を確認するのに、倉庫などで機器の持ち運びを探知するのに、入場だけでなく退場する人数を延べ人数として数えたいということがございます。
パラゴンは、入場のみ、退場のみ、入退場両方、入場から退場を差し引くの4種類のカウンター機能により、様々な通過人数の確認を行うことができます。
ご購入後2年保証
当商品はご購入後2年間の保証がございます。弊社ギャレットジャパンから販売もしくは出荷する際、シリアル番号とお客様のご購入情報を登録させていただくので、弊社を通じてご購入していない機種に関しましては、その対象外となります。
豊富なオプション
装着すれば、平面ならパラゴンを2人がかりで持たずとも移動させることのできるキャスター
有線と無線LANモジュールが組み込まれ、PC上でゲートをくぐった人数、検知した人数を調べることができる遠隔監視用iCモジュール
遠隔でパラゴンを操作できるリモコン
など、パラゴンをより使いやすくするさまざまなオプションがございます。
仕様
電源電圧 | AC 100~240V 50/60 Hz |
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消費電力 | 60W |
重量 | 約69Kg |
外寸法 | W890(一部機能は950)×H2230×D610 ㎜(足下のみ720mm) |
内寸法 | W760(一部機能は830)×H2030×D610 ㎜(足下のみ720mm) |
使用環境条件 | 湿度:95%まで 温度:-20゚C~+70゚C |
検知レベル | 23以上のプログラムで200段階に設定可能 |
操作表示 | アルファベット(大文字)と数字で調節やコントロール機能を液晶表示 |
検知表示 | アラーム音と出口側面のアラームライト点灯で位置を表示 |
自己診断機能 | 電源をONにすると自己診断を行い、問題がある場合はただちに液晶表示 |
自己防御機能 | 二重のアクセスコードで関係者以外のプログラムへの侵入を防止 |
メモリー機能 | 電源切断後も一度行った設定を記憶 |